PumpNews_January_No.89
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営業と製造の現場での改善を重ね2018年、さらなる成長を目指します新年明けましておめでとうございます。昨年は大変お世話になりました。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。2017年通期の当社の売上高は、101億円(前年比7.9%増)となりました。国内外の設備投資が堅調なことから、工作機械業界向け、産業機械業界向けの主力製品の販売が、売上の増加に寄与しました。世界的な景気回復という追い風が吹いている状況で、本来の当社の実力以上の結果が出たという面がありますが、1992年に浜松工場が稼働してから25年周年の節目の年に、これまで当社が長年目指してきた売上高100億円の壁を突破したことに感無量です。この業績に多大なる貢献して頂きました販売店の皆様、エンドユーザーの皆様のご支援、ご愛顧に改めて感謝申し上げます。今年当社は、営業と製造の現場での改善を重ね、さらなる成長を目指します。まず、立形ポンプのパイオニアとしての当社の地位をさらに強固にするため、幅の広い製品レンジとその付加価値のPRをさらに強化し、新たな市場、新規顧客の開拓を推進します。次に、より高い省エネ性能と操作性を備えた次世代インテリジェントポンプの発売、IoT化でニーズが高まる各種センサとポンプのセット販売に取組みます。さらに、当社の製品の柱の一つである水中ポンプは、市場シェアの拡大を目指して、営業とアフターサービスを強化します。これらの活動をバックアップする浜松工場の生産設備に投資を継続し、よりレベルの高いサプライチェーンの構築を目指します。また、お客様と当社の社員がより緊密なコミュニケーションを図り、当社のよりスピーディーで質の高い提案と対応により、新たなビジネスチャンスを掘り起すことを目指し、社員の能力開発、組織力の強化に取り組んでまいります。今年もより一層のご支援、ご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。Message from the Presidentグルンドフォスポンプ株式会社代表取締役社長国内NEWS 売上高101億円を達成、より一層の発展に向けて20年ほど前に売上100億円を達成するという目標を掲げて以来、2017年、ようやく売上高101億円、前年度比7.9%増で過去最高を達成することができました。皆様のご協力により、工作機械、産業機械分野の市場での需要が大きく売り上げを牽引し、IoTなどの将来の需要を見越した給水装置やデジタル定量ポンプ、センサ、インバータ一体型モータ付きポンプなどの引き合いも増え、知名度を少しずつ上げることもできました。今年は事業・市場を拡大するために新製品を投入し、特殊品や省エネ提案を基軸に、基本に立ち返りつつ、販売店の皆様とさらなる目標に向けて積極的に営業活動に取り組んで参ります。引き続きのご支援、ご協力をお願いいたします。国内NEWS 浜松本社工場設立25周年記念に桜を植樹グルンドフォスの歴史は、1981年、ガデリウス株式会社のグルンドフォスポンプ事業部として兵庫県神戸市に発足、同時に西宮市に工場を設立したことに遡ります。その後1992年に、静岡県浜松市の都田テクノポリスに本社と新工場を設立しました。浜松市都田地区はJR浜松駅や東名高速道路も近く、日本全国へのアクセスの良さからも浜松地域テクノポリスの中核拠点として開発が促進された地域です。近年の新東名の開通でさらに便利になりました。浜松本社工場設立から25年。これを記念して本社工場敷地内で、ソメイヨシノの記念植樹を行いました。毎年美しい花を咲かせる桜の成長を期待しつつ、また新たな年月をこの地で積み重ねてまいります。国内NEWS 日本熱供給事業協会シンポジウムに参加10月24日、横浜ロイヤルパークホテルにて、「平成29年度日本熱供給事業協会シンポジウム」が開催され、全国から350人以上の熱供給事業者の方々が集まりました。基調講演には芝浦工業大学教授の村上公哉氏、また特別講演として経済産業省資源エネルギー庁から吉川泰氏が登壇しました。グルンドフォスは唯一のポンプ会社としてパネルセッションに参加。ブースでは、立形ポンプとポンプ省エネ診断をテーマに説明を実施し、立形多段うず巻ポンプCRNのカットモデルも展示しました。来場者からはポンプの省エネについて様々な質問が寄せられ、実機のカットモデルで立形ポンプの構造を確認するなど、高い関心を集めていました。国内NEWS 第7回「ポンプによる省エネ勉強会」を開催11月29日、浜松本社工場にて建築設備関連のエンドユーザー、設計事務所、設備業者、管理会社、販売店などのお客様をお招きし、第7回となる「ポンプによる省エネ勉強会」を開催しました。製品説明や省エネ提案の成功事例の紹介の後、工場見学ではポンプ実機を使っての試運転も体験していただきました。シンガポール工場での省エネ成功事例を紹介した際には、参加者の方々から詳細にわたった質問が出されるなど関心の高さがうかがえ、活発な勉強会となりました。今後も設備の省エネを検討されているお客様へ向け、最適な省エネソリューションの提案を推進していきます。PUMP NEWS2

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