PumpNews_October_No.88
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グルンドフォス・ファンを増やすため 全社で改善に取り組みますこれまでも折に触れてご案内してきましたとおり、1867年、 明治維新の前年に徳川幕府がデンマークと修好通商航海条約を締結してから 今年で150周年を迎 え、これまで各地でさまざまなイベントが開催されてきました。ウェブサイト(http://www.denmarkjapan150.jp)をご覧いただき、機会があれば、是非興味のあるイベントに参加して、幸福度ランキング1位のデンマークの文化、ライフスタイル、デザイン等に触れて、遠く離れた北欧の国についての理解を深めて頂きたいと思います。また、150周年記念行事のハイライトとして、10月には2011年に外国の王族として初めて東日本大震災の被災地を訪問されたフレデリック皇太子・メアリー皇太子妃両殿下が来日され、日本各地での文化、ビジネスのイベントに出席され、両国の親善関係を深められました。ところで、グルンドフォス・グループの上期(2017年1-6月)の業績は、グローバル市場でのシェアがさらに拡大するとともに、財務面においても大幅に改善しました。売上高は、中国、ロシアでの高い成長、欧州、中東、南米地域、日本、豪州等での堅調な推移とサービス事業の成長への貢献により、約12億デンマーククローネ(約2,175億円、為替レート1DKK = 17.8円)と前年比5.8%増となりました。また、EBIT(支払金利前税引前利益)は、約1億デンマーククローネ(約186億円)と前年比26.9%増となりました。グループは、今後も戦略を着実に実行に移し、さらなる業績の向上を目指した取り組みを推進しています。日本においては、今年の顧客満足度調査結果をもとに、全社で改善に向けた取組みを始めました。特に、主力製品の納期短縮化、アフターサービスの拡充、営業の提案力・対応力強化等を通じ、グルンドフォス・ファンをさらに増やしていくことを目指します。Message from the Presidentグルンドフォスポンプ株式会社代表取締役社長国内NEWS 第18回 管工機材・設備総合展 OSAKA2017に出展 9月7日から3日間、インテックス大阪にて開催された第18回 管工機材・設備総合展OSAKA2017に出展しました。2017 年の全体テーマは「体“管”実“管”“管”動発信!次代をひらく流体テクノロジー」でした。2年に1回開催されるこの展示会には、建築・水道・設備・プラント・設備設計など、管工機材を通してライフラインと産業基板を支える製品と技術が一堂に会します。グルンドフォスは今年も参加しており、今回は世界最高の高効率IE5を達成した新型モータをはじめ、デジタライゼーションの流れに適応したGRUNDFOS iSOLUTIONSをメインに紹介しました。展示ブースではダイレクトセンサーや定量ポンプのデモ機、グルンドフォスならではのカスタマイズ対応可能な立形マグネットポンプCRN MAGDriveや高耐熱仕様のCRN Cooltopカットモデルなど、普段なかなか見ることのできない展示に、多くの来場者が足をとめていました。国内NEWS 第6回「ポンプによる省エネ勉強会」開催7月6日、浜松本社工場にて建築設備関連のエンドユーザー、設計事務所、設備業者、販売店などのお客様をお招きし、第6回となる「ポンプによる省エネ勉強会」を開催しました。勉強会は製品説明、省エネ提案の成功事例の紹介などから始まり、その後工場見学とともにポンプ実機を使っての試運転などもご覧いただきました。節電や省エネへの取り組みがあらゆる方面で進められるなか、前向きに設備の省エネを検討されている参加者からは、閉会後も掘り下げた内容の質問が出るなど、活発な勉強会となりました。今後も定期的にこのような勉強会を開催し、ポンプ省エネ診断(ポンプオーディット)を通じて最適な省エネソリューションの提案を推進していきます。PUMP NEWS2

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