PumpNews_July_No.87
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SPECIAL TOPICSDGsは全世界レベルでの取り組み2015年9月、150を超える加盟国首脳が参加し開催された「国連持続可能な開発サミット」で「我々の世界を変革する:持続可能な開発のための2030アジェンダ」が採択されました。そこで宣言されたのが、17の目標と169のターゲットからなる「持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)」です。2016年1月1日に正式発効されたSDGsは、あらゆる形態の貧困に終止符を打つための取り組みをさらに進めることを狙いとしています。さらに貧しい国のみならず、すべての国々の豊かさを追求しながら、教育や健康、社会的保護、雇用機会といった幅広い社会的なニーズに取り組みつつ、気候変動対策や環境保護を図ろうというものです。グルンドフォスの使命としてThe Grundfos purpose グルンドフォスの使命:グルンドフォスは、先進的なポンプソリューションの世界的なリーダーで、水資源に関する技術のトレンドを作る役割を果たします。私たちは人々の生活の質を高め、地球を大切にする新たな技術を開発することにより、世界規模の環境維持に貢献します。グルンドフォスは、私たちの使命として、ポンプソリューションで世界各地に安全で衛生的な水を届ける活動を継続してきました。また、世界の電力消費において大きな割合を占めるポンプと関連製品において、省エネルギーソリューションを追求し続けています。SDGsの目標6と目標13は、よりよい世界のためにグルンドフォスがこれまでも、そしてこれからも貢献すべき分野であり、私たちはこの取り組みを続けていきます。グルンドフォスは創業当時から、サステナビリティに重要な価値を見いだし、安全な水の供給と省エネルギーへの取り組みを続けています。それは私たちのDNAともいえるもの。2015年9月、国連で採択されたSDGsは、私たちの思いを後押しする指標となっています。そして特に目標6および目標13に貢献すべく、企業戦略の基盤として取り入れ、積極的に取り組んでいます。「サステナビリティ」とは「考え方」です。社内の一部門や美しい言葉で綴られたレポートや壁に貼られるポスター、そうしたものに限定されるものではありません。「サステナビリティ」とは、あらゆるビジネスの目的において「軸」となるものなのです。グルンドフォス グループ社長マッズ・ニッパーマッズ・ニッパーは、国連によって任命さたBSDC(ビジネスと持続可能な発展に関する委員会)にも参加しています。世界各地の企業や学術リーダーから構成されるBSDCは、SDGsをより現実的に達成するため、ビジネスの観点からの提言などをしています。国連で採択されたSDGs(Sustainable Development Goals)グルンドフォスのサステナビリティへの取り組み目標6:すべての人々に水と衛生へのアクセスと持続可能な管理を確保する目標13:気候変動とその影響に立ち向かうため、緊急対策を取る(参照:持続可能な開発目標ファクトシート)http://www.unic.or.jp/news_press/features_backgrounders/15775/2001年から毎年発行しているGRUNDFOSサステナビリティレポート2016年版が完成しました。グルンドフォスのホームページからご覧になれます(英語版のみ)。http://magazines.grundfos.com/Grundfos/SU/COM/UK/sustainability-report-2016/7PUMP NEWS

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