PumpNews_July_No.83
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CASE STUDYまで良くなるショッピング」を実現する空間づくり。2つ目は、地産地消の推進と、認可保育所やクリニックモールなど、地域住民の暮らしの安心をサポートする「地域を盛り上げ、地域とともに歩む」エリアが併設されていること。3つ目に、バーベキュー場やフットサルコートなど「体験」することで子どもから大人まで楽しめる施設を完備。そして、「ショッピング」では体感型店舗をはじめフードコートなど充実した店舗を揃え、ワンストップで楽しめることです。新拠点としての設計に苦心三井ショッピングパークの新しい形の商業施設として、ららぽーと富士見には太陽光発1981年に誕生した「ららぽーと」は、関東近郊を中心に全国へと展開を広げ、時代の変化に合わせて地域とともに歩んできた商業施設です。創設から35年目を迎えた2015年、東武東上線エリア最大級となる約152,000m2という敷地に、「人・モノ・文化が交差する新拠点~CROSS PARK~」をコンセプトに、従来の“人が集まる”から、空間、コミュニティ、体験、ショッピングを通して“人が交流する”新たな場所を目指して、ららぽーと富士見がグランドオープンしました。ららぽーと富士見には4つのコンセプトがあります。まず、1階から3階まで見通せる緑あふれる吹き抜けや、公園をイメージした休憩スペースを各所に配置するといった「気分電や風力発電などの設備が備えられ、災害対策のために非常用発電機、井戸水、防災トイレの用意があるほか、建屋下には雨水貯留槽が設置され、台風などの大雨時に近隣の冠水を防ぐ対策も考えられています。コンセプトに沿い斬新なアイディアが取り入れられたららぽーと富士見ですが、「施行には大変な苦労があった」と設計担当の方は振り返ります。敷地は横に長く広大で、さらに異業種が融合し300店舗近いテナント数を抱えるため、その数と店舗形態が確定されるまでは外気量・空調負荷が決められなかったといいます。大型施設のため、例えば外気条件や来館者の最大値など、ちょっとした試算の差が大きな結果として現れてしまいます。その2015年4月10日、埼玉県富士見市に、リージョナル型ショッピングセンター「三井ショッピングパーク ららぽーと富士見」が開業しました。エンターテインメント機能の充実や、“コト消費”とショッピングを融合させた「体感型店舗」を誘致するなど、「ららぽーと」の新しい試みへの基幹店となるこの施設でも、グルンドフォスのポンプが活躍していました。ららぽーと富士見人・モノ・文化が交差する新拠点で快適な毎日を過ごせる空間を届けるPUMP NEWS4

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