PumpNews_Janu_No.81
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ら同様の感想を持ちました。「ドギーズアイランドには、自然に触れ安らぎたいと都会からお客様がいらっしゃいます。受水槽のような大きな人工物があると違和感をもたれるでしょう。私たちの施設のポリシーは『緑・水・灯』です。自然の外観を壊すものはできる限り取り入れないか、共存できる方法を考えます。お客様のためにも、設計段階で好判断されたのではないかと思います。そのためこの施設は地元の方々からも賛同されており、温かく見守られていると感じています。実はこの一帯は長い間放置されていた土地でした。それがよみがえり、また進化していると地元でも評価されているのです」さらに姫野さんはアフターケアについても、「ご承知のとおりホテル宿泊施設は24時間稼働しています。今後施設が増え、広がっていくに従ってメンテナンスも増えていくはずです。何かあったときの素早い対応は、いちばんのメリットです。万が一の際の私たちのライフラインになります」と語りました。的確なサポートに信頼感「グルンドフォス製品の良さは、種類が豊富で設備に合わせた選び方ができることです。しかしそれにも増して心強いのはフォローをしてくれるポンプ担当者です」桐生さんは、グルンドフォス販売パートナーの岩井さんに全幅の信頼を寄せています。「フットワークがよいことはもちろんですが、製品性能に詳しく、製品選択・使い方・設置方法などを的確に指摘してくれるので、安心して任せられます」その言葉に少々照れながらも岩井さんは散水に関して、「今回インバータ付きの深井戸ポンプユニットをご提案したのは、美しい景観を守るという明確な目標があったからです。小谷流は八街市の中でも、水のよさには定評があります。きれいに敷かれた芝生に井戸から汲み上げた水を直接散水できるので、愛犬たちが走り回っても安心です。なにしろ、そのまま飲めるほど上質ですから。またポンプ設備は植栽で囲うことができるほど小型で環境にもとけ込んでいます。今後計画が進むことで芝生のエリアも広がり、一気に散水するにはもっと大きなポンプが必要になってくるでしょう。吐出圧力が一定制御できるポンプなら、計画的に散水範囲を設定できます。散水能力を上げることでスプリンクラー性能も活かされます。計画に対して適材適所のポンプを選択するのは楽しいですね」と今後の進行にも期待を持っています。ドギーズアイランドは2016年4月にグランドオープンを迎えます。ドッグランもさらに拡張され、大型犬用の泳げる深いプールや子どもたちが楽しめる動物とのふれあいスペースなども計画中。さまざまなお客様の声を聞きながら、訪れる方々と犬たちの要望に応えらえるよう施設の充実を図っているところです。ユニマットグループの中でも自然も環境もうまく取り入れられ、構想と実行が伴っているプロジェクトだと言われるこの地で、グルンドフォス製品のクオリティと整ったサービス体制、そして担当者のアフターケアがこれからも環境と共生する施設づくりをサポートしていきます。PROJECT納入先:小谷流の里 ドギーズアイランド導入開始:2015年導入製品:深井戸用水中ポンプインバータ自動運転ユニットSPCP用途:リゾート&ヴィラ施設散水 小谷流の里 ドギーズアイランド宿泊支配人 姫野洋一さんアクア建設工業株式会社 会長桐生峰男さんグルンドフォス販売パートナーロックウエル岩井健治さん設置の制御部。水中ポンプをインバータで制御しているきれいな汲み上げ水を使っているため愛犬にも安心芝生はいまも増設されており、今後さらに施設は拡充される。5PUMP NEWS

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