PumpNews_June_No.79
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CASE STUDY合でKYBのショックアブソーバが装備されているという実績があります。2015年3月17日、その主力工場であるKYBオートモーティブコンポーネンツ事業本部岐阜北工場サスペンション製造部で、グルンドフォス・マシニングインダストリー製品セミナーを開催しました。ライン稼働のために俊敏な解決を参加者は設備管理課、機械担当の方々。講義に始まり、実物モデルを使用しての分解、組国内に31ベース、世界中に84のベースを持つグローバル企業、KYB株式会社は、「振動制御技術」「パワー制御技術」をコアコンピタンスとしてシステム技術、電子制御技術などを融合し、あらゆる分野の企業顧客へ技術や製品を提供しています。自動車、二輪車、鉄道から航空機、建設機械、特装車両、建物の免震装置や舞台装置まで、その高度な油圧技術は暮らしの快適と安全を支えており、制震用オイルダンパは東京スカイツリーにも使われています。ことに自動車では、世界中の車の約5台に1台の割み立て実習などと、午後の約2時間半を費やしてポンプの基礎と構造・トラブルシューティングなどを学んでいただきました。同工場では製造工程の洗浄装置のポンプとしてグルンドフォス製品が採用されており、内部構造・整備方法・故障事例・復旧改善例への理解を深めていただくことで設備管理課の方々のスキルアップとなることが期待されています。岐阜県可児市にある同工場は「KYBのマザー工場」と呼ばれており、その生産ライン数は約200、生産機械はトータルで3,000にもおよびグルンドフォスのマシニングインダストリービジネスセンター(MIBC)では、生産設備にポンプを採用いただいた現場で製品セミナーを開催しています。今回セミナーを催したのは、KYB株式会社のマザー工場と呼ばれる岐阜北工場。そこには約200ライン、3,000もの機械を守る技術者たちの熱い思いがありました。見えないところで安心を支える。それはポンプの役割と同じでした。KYB株式会社実体験する姿勢を継承し技術を磨く現場学びは次の事例に繋がっていくKYB岐阜北工場 C棟PUMP NEWS4

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