PumpNews_June_No.79
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100万デンマーククローネをネパール地震の被災者へグルンドフォスのポール・デュー・イェンセン財団は、4月に起こったネパール地震の被災地へ、現地がモンスーンシーズンに入る前に安全な水を確保してもらうため、100万DKK(日本円で約1,878万円)を送りました。多くの人々はいまだに屋外やテント生活を続けており、今回の義援金で約10,000人の被災者の水と衛生設備をサポートします。「被災した人々には水はもちろん、日常生活のすべてのものが必要です。私たちはDan Church Aidを通じて震源地に近い町へ安全な水を届けることに決めました。彼らとは他の途上国支援のために、水と公衆衛生プロジェクトで協力したことがあり、俊敏で効率のよい援助体制を知っていましたから、私たちのパートナーとして最適でした」と、エクゼクティブ・ディレクターのChristian Hartvigは説明しました。今回の義援金で、飲料水にするためのシステムを含め、給水タンク、発電機、仮設トイレなどが現地に設置されます。国内NEWS● 第17回 管工機材・設備総合展 OSAKA 2015会期: 2015年9月10日(木)~12日(土)時間: 10:00~17:00(最終日は16:00まで)会場: インテックス大阪・4号館メインテーマ「“管”動発信!流体テクノロジー」、サブテーマを「安心・安全の裏側に触れてみませんか・・・」とした第17回のOSAKA 2015 管工機材・設備総合展は、普段は目に触れにくいところでライフラインを築き、人々の安全で安心な暮らしを支えている管工機材・設備機器の展示会です。今回の展示は、さまざまな設備を陰で支え活躍するグルンドフォス製品を目の前でじっくり見ることができ、普段なかなか聞けない質問に直接お答えできる絶好の機会です。皆さまのお越しをお待ちしています。◆展示予定製品直動式片吸込みポンプNBG磁気駆動式ポンプCRN MAGDrive深井戸用水中ポンプSP ほかポンプの基礎講習会を開催しました5月22日(金)・6月12日(金)、浜松本社にてポンプ初心者の方向けの講習会を実施しました。ポンプの基礎講義、グルンドフォスの主力製品(CR/TP)の構造講義から、ショールーム・工場見学、新しくできたトレーニングセンターを使ってのポンプの分解・組立実習や運転実習、また営業・サービス講義など、朝10時から夕方5時まで1日をフルに使っての勉強会となりました。最後にはテストを受けて採点し、アンケートには業務目標を記入してもらいました。このアンケートは今後マーケティング部がフォローし、3ヶ月後に目標達成できているかを自己評価してもらうものです。参加された各14名の方々からは「多くの知識を身につけ、お客様の要望に適した商品を選定したい」「部品選定や見積作成に活かしたい」「今日学んだ事をPRし、3ヶ月以内に受注を目指したい」などと、今後へ向けての積極的なコメントが聞かれました。北極圏のホテルの「おもてなし」に貢献する グルンドフォスのポンプ年間を通して3ヶ月間は太陽が全く昇らない極夜となる、グリーンランド西岸中部に位置するイルリサット。冬には摂氏マイナス30度まで下がる極寒の地です。アークティックホテルはその町の郊外に建つ北極圏唯一の四つ星ホテル。2004年にユネスコ世界遺産に認定されたイルリサット氷河を有するディスコ湾を、85室すべての部屋から見渡せます。こうした極寒の地では暖房や温水シャワーなどの設備はとても重要です。お客様への最高のおもてなしとなるからです。毎年1万人以上のお客様に利用されているこのホテルの地下の設備室では、MAGNAやALPHAといったグルンドフォスのポンプが巨大なオイルバーナーの暖房装置として使用されています。さらに、飲料水の供給にはCRブースターポンプが活躍しています。暖房、給水、その他技術装置のメンテナンス担当は「省エネ診断を実施し総合的に評価した結果、135,000EUR(日本円で約1,700万円)の投資、および5年での投資回収計画を提案しました。実際は3年半で元を取ることができました」と説明します。また環境業の指標でもあるグリーンキーの条件を満たすことも目標に掲げ取り組みをしているといいます。世界最大規模を誇り、独特の生態系を持つことでも知られるイルリサット氷河。アーティックホテルは、この大自然の一部となっているかのように景色にとけ込んでいます。海外NEWS海外NEWS3PUMP NEWS

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