PumpNews_June_Vol.71
8/8

jp.grundfos.com※ お問い合わせは下記弊社営業拠点、もしくは取扱い販売店までお願いいたします。浜松本社/中部コンピテンスセンター〒431-2103静岡県浜松市北区新都田1-2-3TEL (053) 428-4760FAX (053) 428-5005東部支店/東部コンピテンスセンター〒141-0022東京都品川区東五反田1-6-3TEL (03) 5448-1391FAX (03) 5448-9619西部支店/西部コンピテンスセンター〒532-0011大阪府大阪市淀川区西中島5-14-5 ニッセイ新大阪南口ビル10FTEL (06) 6309-9930FAX (06) 6309-9931MIビジネスセンター〒461-0002愛知県名古屋市東区代官町16-17 アロン代官3FTEL (052) 939-1505FAX (052) 939-1507その他営業拠点 仙台、長岡、浜松、広島、福岡、熊本おいしくて美しいデンマークの伝統料理デンマーク料理、と聞いて思い浮かぶものはなんでしょう。酪農の国だからチーズ? それとも海に囲まれているから魚料理? どれも正解ですが、デンマークの代表料理として最も多く挙げられるのが「スモーブロー」(Smørrebrød)です。スモーブローは、オープンサンドイッチのこと。ただ、日本の喫茶店で出てくるような手でつまんで食べる、いわゆる「軽食」ではありません。デンマークでは“アートの域に達している”とも言われる正式な料理で、来客を招いての晩餐やパーティにも供されます。スモーブローに使われるのはスライスしたライ麦パンで、バターやラードをたっぷり塗って、さまざまな具材をトッピングしていきます。載せる具材に決まりはありません。サーモンマリネや小エビ、ロブスターなどの新鮮な魚介類、伝統料理のひとつであるニシンの酢漬けのほか、ローストポークやローストビーフ、鴨肉、チーズ、卵、トマトなど、まさに種類豊富。具材はパンが見えなくなるほどふんだんに盛られ、レモンや西洋わさび、マヨネーズなど、それぞれの素材とぴったり合う調味料との組み合わせを楽しみます。味はもちろん、彩りも考えて立体的に盛りつけられた様は、まるで絵画のよう。「アート」と称えられるのも頷けます。サンドイッチとは言え、手づかみで食べるのはマナー違反。まずお皿にとって具を全体に平らにのばし、ナイフとフォークを使って一口ずついただきます。コース料理ではないので食べる順序にルールはありませんが、まずは魚介類のスモーブローから始め、肉類、野菜類と進んでいくのが一般的とされています。デンマークでは、レストランの多くがオリジナルのスモーブローレシピを持っており、趣向を凝らしてそれぞれの個性を打ち出しています。100年以上の歴史を誇る老舗の中には、180種ものレシピを持つところもあるのだとか。デンマークを訪れた際はぜひスモーブローを食べて、伝統と文化を味覚で体験してみてください。DENMARK STORY

元のページ  ../index.html#8

このブックを見る