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16DDCの機能スローモードスローモード機能(キャビテーション防止機能)を設定すると吸込ストロークのスピードを遅くしてスムーズに吸い込みます。これにより、よりソフトな吸込ストロークが可能になります。スローモード機能は次のような場合に使います:・ 高粘度液体のとき・ ガス化しやすい液体のとき・ 吸込配管が長いとき・ 吸込揚程が高いとき用途により、吸込ストロークの間、モータスピードは通常スピードの約50%または25%とそれぞれ減速できます。これにより、最大ポンプ吐出量は減少します。詳細は、製品仕様編の15 ページをご参照ください。キャリブレーション(校正)ポンプはそれぞれの型式の最大圧力で工場においてキャリブレーションされています(製品仕様編の15 ページのテクニカルデータ最大圧力参照)。スタートアップ時にポンプは、表示値(㎖、ℓまたはgph)が正しいかどうか実際の据付運転状態において確認するためにキャリブレーションできます。セットアップメニューのなかのキャリブレーションでこれを行えます。外部停止外部停止機能により、ポンプは外部からの接点で停止することができます。従来の定量ポンプのように電源のオン・オフによるポンプの運転・停止は推奨できません。マイクロプロセッサ制御のデジタル定量ポンプでは、最適な定量注入の正確性を維持し電子制御部へのダメージを防ぐために外部接点信号による停止機能を使用してください。外部停止接点信号が働いたときは、ポンプは運転からスタンバイ(中断)になります。運転表示は外部停止が表示されます。信号入力はノーマルオープン(初期設定)またはノーマルクローズ接点としてセットできます。カウンタポンプはリセット可能カウンタとリセット不可カウンタを情報メニュータブで表示します。カウンタ詳細リセット可否量ℓまたはUSガロン表示での積算注入量可運転時間積算運転時間数(電源ON時間)不可モータ 運転時間積算モータ運転時間数不可ストローク数積算注入ストローク不可電源ON/OFF積算電源ON回数不可サービスディスプレイ最適構造のスムーズなデジタル注入方式により、サービスの時間間隔は、従来のポンプに比べ場合、2倍以上長くなります。しかし、消耗部品は注入の正確性とプロセスの高い信頼性を維持するためには定期的に交換することが必要です。ポンプのサービス表示は消耗部品のサービスが必要になる時に表示されます。表示されるサービスキットの製品番号が表示されます。次の情報が情報表示で表示されます。ディスプレイ詳細サービス-サービス不要速やかにサービス用部品を速やかに発注即時即時サービスの実施が必要サービスキット8桁のグルンドフォス製品番号サービスキットには通常のメンテナンスに必要なすべての部品が含まれます: ダイアフラム + バルブ類サービスシステムのリセットサービス実施後、システムをリセット次のサービスメッセージはモータ運転時間か標準サービス間隔時間のいずれか先にきたときに表示されます:表 示モータ運転時間 [h]標準サービス間隔 [月]*¹まもなくサービス7,50023今すぐサービス8,00024*¹ 吐出が困難な液体の場合、サービス間隔は短くなる可能性があり、その場合は早めのサービスが必要です。3DDCの機能DDA, DDC, DDE Sm-Dosing 6-10 ~ 30-4DDCの機能

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