PROJECT導入製品： インライン型単段うず巻ポンプTP、立形多段うず巻ポンプCR/CRN、超高圧立形多段うず巻ステンレスポンプCRN-SF、深井戸用水中ポンプSP用途： 空調、給水、温泉水汲み上げ場所： 新潟県最高のプレミアムマウンテンリゾートを最適な性能でポンプがサポートロッテアライリゾート豊富な積雪量と多彩な地形のスキー場が点在する新潟県妙高市。その地に1993年にオープンし2006年に営業を停止した、伝説ともいえるスキーリゾート施設、新井リゾートがありました。閉鎖後、新たな事業計画が発表されたのは2015年。営業停止から10年近くを経て再建された施設は、グローバルなホテル経営で知られるホテルロッテを親会社とする、ホテルアンドリゾート上越妙高が運営しています。「ロッテアライリゾート」としてグランドオープンした施設の中核も、157km2の広さと高低差951mを有するスキー場。大毛無山（おおけなしやま）の斜面には最長5.2kmのロングランが楽しめるゲレンデがあり、国内最大規模のジップラインなどの屋外アクティビティから、温泉やプール、屋内ボルダリング施設まで、季節にかかわらず楽しめます。時の止まった旧施設に 息を吹き込んだ新設備閉鎖から約10年間、時が止まった状態だった施設は、既存の図面を確保することも難しく、地下の機械室にはかなりの量の浸水があり、設備機器はほとんど使えない状態。今では当たり前の省エネ設備機器にも対応しておらず、ほぼすべて交換が必要でした。そのため工事は、計画を練り直しつつ作業進行するという難事業に。また付加価値を高めるため、温泉掘削をスタート。この地に温泉は出ないと言われていましたが、地下1,800mほど掘り進んだところ待望の源泉が出たのです。グルンドフォスの水中ポンプSPで汲み上げられる温泉は現在、大浴場とプール施設、クアハウスの建物、2棟に引かれています。ロッテグループでは、空調用ポンプはグルンドフォスだけを使っているといいます。各社の性能について検証比較をした結果、ポンプの効率およびライフサイクルコストが最も良かったと判断されたからです。グルンドフォス製品は、使う側の欲しい性能を持っており、望みどおりの流量、圧力性能、作動の正確さがあり、故障の少なさ、メンテナンスや対応スピードなどが優位点だとされています。この施設も、以前は一つのスペースにポンプ1台の設置が標準的でしたが、グルンドフォスのポンプに替えることで、立形・省スペース性を活かし、予備ポンプを設置し相互運転に対応できるようにしました。もしトラブルが発生しても素早い対応ができるからです。ホテル業では常に、止まることなく稼働していることがとても重要です。永く続いていく施設として、より多くの方々、様々な国の方々に、どの季節でも快適に過ごしていただけるよう、グルンドフォスのポンプはこの広大なリゾート施設を支えていきます。大きく5つの建物が連なりスケールの大きさを感じさせる施設の外観冬の湿度が少し高いといわれる大毛無エリア。他のスキー場よりも室温調整が繊細なためTPの役割は重要新たに掘削した源泉が滞在者を癒してくれる7Grundfos Case Study Book空調温泉
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