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PROJECT導入製品:空調用/インライン型単段うず巻ポンプ TP、立形多段うず巻ポンプCR・CRN衛生用/CRN用途:空調循環・揚水システム場所:東京都地下階から地上52階まで315mを一気に揚水都心のランドマークを支える立形ポンプ森ビル株式会社 虎ノ門ヒルズ2014年6月11日にオープンした虎ノ門ヒルズは、新橋・虎ノ門地区の再開発・道路事業である「環状第二号線計画」に端を発し、その環状二号線を抱え込む道路一体建物として建設された、地上52階、地下5階、延床面積244,360m2の超高層複合タワーです。施設整備には「環境共生型高次複合拠点」としての新しい試みがあり、計量化・見える化などの画期的な省CO2システムを採用。とりわけ、東京電力とコラボして研究に取り組んだ、LOBAS*と名付けられたスーパーヒートポンプシステム(超高効率熱源)は37℃の低温水と13℃の中温冷水を使う空調システムで、高COP(成績係数)運転を実現し効率化を図っています。そこには空調用だけで48台ものグルンドフォスのポンプが導入され、約10万m2の全オフィス空調をまかなっています。* LOBAS = Low-carbon Building and Area by Sustainabilityスーパー省CO2ビルが採用した 省スペース、高揚程の立形ポンプ虎ノ門ヒルズの高層階にはオフィスの他にホテル・住宅があり、屋上の高架水槽への確実な揚水が必要でした。揚水用には幅広いラインナップでグルンドフォスのポンプが18台採用され、前段・後段、ユニットに組まれたCRN直列タイプが屋上の高架水槽まで315mを一気にくみ上げます。既存の製品で対応でき、ユニットとしての組合せが容易で特注する必要がなかったことも採用理由の一つでした。オフィス・ホテル・住居と、階層・用途それぞれにあわせた供給に、高い設備応用力で応えています。テナント業である森ビルでは無駄な面積使用を極力抑え、わずかなスペースもコスト回収できるよう努力する必要があります。グルンドフォスの立形ポンプは、省スペースということはもちろん、ユニットが組みやすいというメリットがあり、機械室でも効率のよいレイアウトを実現しています。メカニカルシールやメンテナンスのしやすさでも評価されました。都心を象徴するランドマークの中で、お客様へのサービス向上と安心のために、グルンドフォスの数々のポンプが現場をサポートしています。 一気に 315mをくみ上げる、前段・後段組まれたホテル用大型揚水ポンプずらりと並ぶオフィス雑用水ポンプLOBAS*を採用した52階タワービル5Grundfos Case Study Book空調

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