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PROJECT導入製品: インライン型単段うず巻ポンプ TP 自動給水ユニットHydroMPC用途: 空調システム場所: 愛知県名古屋市の国際・交流・知の拠点地域冷暖房プラントでTPが活躍ささしまライブ24地区2005年、日本中が沸いた国際博覧会「愛・地球博」。当時、名古屋駅南、旧国鉄笹島貨物駅跡地に広がる約 12.4ヘクタールもの広大なエリアは「ささしまライブ 24地区」として大規模な開発が計画され、愛・地球博のサテライト会場として利用されました。その後オフィスや大学、商業施設、防災拠点などさまざまな機能を集結させた複合型まちづくりが推進されています。例えばJICA中部国際センター開所、愛知大学開校、続いて中京テレビ放送開局と、開発は順調に形づくられています。名古屋市が推進したDHCプラント 立形ポンプで施工がスムーズにCO2削減と省エネ推進のために、ささしまライブ24地区における地域冷暖房(DHC)プラントの建設工事がスタートしたのは、2009年12月のこと。冷熱源機器類の設備を整える1期工事の内容は、ポンプをはじめとした冷熱・温熱設備を設置するとともに、冷凍機やプレート熱交換器、また将来への対応を含めた配管・ダクト・煙道、受変電設備などを整えることでした。愛知大学の地下1階に置かれたプラントが担う熱供給区域は、およそ7ヘクタールの広大な区域です。設備計画が具体的に進む中、メンテナンス性、機能性、価格等を考慮した結果、計画の担い手である施工会社が選択したのがグルンドフォスポンプでした。ポンプの高効率な性能はもちろん、導入コスト、さらには10年先、20年先を見据えたランニングコストをいくつかのメーカーと比較する中で、ライフサイクルコストにおいて大幅な低減が可能なことが採用を決定づけました。施工においては、TPが立形であることが大きなメリットとなります。すでに大きな機械が据え付けられていたのですが、TPは狭いところでも場所をとらず搬入もスムーズでした。また、営業担当者との信頼関係も大きな要因だったといいます。長期にわたって使用するポンプにおいては、フォロー体制は非常に重視されるポイントです。グルンドフォスは、担当者のフットワークの軽さとともに、浜松に工場があるというのも安心材料となりました。名古屋の玄関口にふさわしい活気に満ちた拠点として、また高効率な地域貢献を果たす地域熱供給事業として、エリアの整備・土地活用計画は続いていきます。開発が続けられる、ささしまライブ24地区自動給水ユニット Hydro MPC ポンプ単体で 1.8m、10台設置されたTPの中でも飛び抜けて大きな流量のTP250-550/4。1日1回、モーター温度や異音の良否などをチェックするGrundfos Case Study Book4空調(DHC)

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