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PROJECT導入製品: インライン型単段うず巻ポンプ TP、直動式片吸込みポンプ NGB用途: 冷却機・冷却水用場所: 静岡県省エネ推進が加速する時代の中で、グルンドフォスでは環境整備をすすめる企業にポンプの「省エネ診断(Pump Audit)」を提案しています。経年した工場のリニューアルを図っていたアイスクリームメーカー、富士山のお膝元にある冨士森永乳業株式会社も、省エネ診断を受けた企業のひとつです。創業した際に、日本で初めて工業的にアイスクリームの製造を始めた会社であり、現在は「森永アイスクリームブランド」のほぼすべての製品を生産しています。あのおいしさで評判の「PARM(パルム)」は、日本で唯一、この工場で生産されているのです。工場の衛生環境、衛生管理は徹底しています。最も高い衛生水準を要求される充填区画全体がクリーンルームとなるよう、清浄化空気を送風し温度・湿度は常に一定です。また充填区画の床は乾燥した状態が維持されるよう配慮されています。さらに、場内随所に残留性がほとんどない殺菌水(微酸性電解水)が常に流れている手洗い台を設置し、いつも手指を衛生的に維持できる設備環境を整えているのです。会社の真下には富士山の伏流水が流れており、これも財産だと皆さんが誇らしげでした。徹底した整備のもとに 1年中保たれる環境づくり2012年、冨士森永乳業ではISO活動も始まっており、国の省エネ目標値を満たすためにも様々な見直しが必要になっていました。徹底した製造環境対策はもちろん、工場の経年や省エネ対策の面からも、一度調査してデータを取ってみようと省エネ診断を始めます。初めての試みに、今までと同じ稼働ができるか、生産に支障はないかなど、検討に時間と労力をかけ性能を比較した結果、以前のものよりサイズダウンしたポンプを導入。すると導入後の統計で、実に約40%もの消費電力の節電となったのです。そして診断を始めた2012年から2015年の間に、工場の屋上に設置されていた13台のポンプが次々とグルンドフォス製に入れ替えられました。冨士森永乳業の工場はいろいろな独自設計をしており、製造現場の充填ラインは1年中一定の温湿度に保たれ、いったん稼働させると多くのラインは3日間も動き続けるといいます。その除湿、冷却設備をサポートするために、日々グルンドフォスのポンプが活躍しているのです。力強く稼働するNBGはそのパワーと静音性で高い信頼を得ているずらりと並ぶTPだが立形のため以前より省スペース食品安全の国際規格 「FSSC22000」と「ISO 14001」いずれもを取得している本社工場衛生環境をサポートし品質とおいしさを保つため、ポンプ省エネ診断で採択冨士森永乳業株式会社11Grundfos Case Study Book工場設備

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