61 ■機能説 明Multiliftリフティングステーションは排水をタンク内に集め、揚水して下水システムへ排出します。タンク内の液位は継続的に計測され、特別設計のコントローラで制御および監視されます。ポンプは、タンク内の液位に応じて始動および停止します。ダブルポンプリフティングステーションでは、ポンプが交互に始動することで均等な運転時間配分を達成します。自動ポンプ切替により、1台のポンプに障害が生じた場合にも途切れのない排水の搬送を確保します。流入量が1台のポンプの性能を超えると、2台目のポンプが運転を開始し、2台のポンプが並列運転しながらタンク内の液位を低下させます。電動機巻線の熱スイッチ、電流測定、電動機回路ブレーカ（型式による）、運転時間保護機能が電動機を保護します。Multiliftリフティングステーションの運転時間は、通常の条件で、またデューティポイントおよびタンクのサイズに応じ、3～60秒間です。排水管は、DN80またはDN100のいずれかを使用します。グルンドフォスの高品質規定により、高い堅牢性と、長期間にわたって障害のない運転を保証します。製品は外部機関によるEN 12050-1に準拠した試験を受けます。以降のページでは、それぞれのMultilift製品について説明します。• 『Multilift MD』11ページ• 『Multilift MLD』20ページ• 『Multilift MDG』28ページ• 『Multilift MD1、MDV』38ページTM05 1774 3911 - TM05 1775 3911製品概要Multilift製品概要 機能
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