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103注意:上の表中の値は常に1台のポンプの最大性能を表します。これは、第1ポンプに障害が生じた場合のバックアップおよび交換用に第2ポンプを設けるダブルポンプリフティングステーションにも適用されます。雨水排水管をリフティングステーションに接続しないでください。制御不能な排水流入量を処理することができるのは、乾式設置で連続運転するように設計されたグルンドフォスSEポンプを搭載しているMultilift MD1/MDVだけです。 ■サイジングMultiliftリフティングステーションのサイジングは次の2ステップにて行います。1. ステップ1では必要なポンプ性能を決定します。ポンプの性能は、配管接続している複数の衛生機器を同時に使用し、リフティングステーション内に排水された際にポンプがピークフローを確実に処理できるようにするためのものです。Multilift MSSを除くすべてのリフティングステーションには6種類以上の幅広い電動機サイズを揃えているので、必要なポンプ性能がわかれば、建物の特別な需要に合ったMultiliftを選定することが可能です。2. ステップ2では必要なタンクサイズを決定します。リフティングステーションをそれぞれのニーズに最適に合わせるために、Multiliftシリーズは各種タンクサイズを揃えています。上の表からわかるように、1時間または1日に処理できる排水量は、関連する有効タンク容量を持ったタンクサイズによって決定されます。いずれのサイジングステップでも、どの、そして何個の衛生機器がリフティングステーションに接続しているか、また例えば油水分離機のような別の装置もリフティングステーションに接続しているのかどうかを知ることが必須になります。流入量パラメータの計算では、各国毎の基準/規格を必ず考慮してください。サポートについてはグルンドフォスの営業担当者にお問い合わせください。排水容量Multilift排水容量 サイジング

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