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Selcopermシステムの構造Selcopermユニットは電解槽、ガス抜きコラム、ブライン定量注入ポンプ、電解室内での空気希釈を監視する定量空気流量モニターが付いた排気用ファン、ならびに軟水器で構成されます。これらに加えてブラインタンク(飽和食塩水タンク)、生成された液を貯蔵する生成物タンク、定量注入ポンプなどの機器も必要です。最後に塩素注入用の測定・制御ユニットを必要な場合設置します。Selcopermシステムはターンキーシステムとして納入されるため、据え付けが必要なのは水配管用パイプ、塩(ブライン)タンク/生成物貯蔵タンク用接続部、そして排気用パイプだけです。貯蔵タンクのサイズは現場のスペースと必要なNaClOバッファー液の貯蔵量によって異なります。ブラインタンクのサイズも現場のスペース、さらに塩の充填が手動で行われるか自動で行われるかによって異なります。ユニークなセールスポイント• 定量空気流量-電解質を通じて空気が継続的に供給され、かつ定量空気流量センサーで監視されるため、システム内を流れる空気が常に正しい流量に保たれます。• 電極と水素ガス抜きコラムは水素がシステムから工場内へと漏れるのを防ぐために二重閉じ込め構造となっています。• 外部に危険区域は発生しません-ATEXに完全に準拠しています。• 製品貯蔵タンクの負圧-窒素通気配管にはベンチュリT管が付いています。これによって製品タンク内から水素が吸い出され、かつタンク内の換気が行われることによって、タンク内のすべての水素が安全に大気へと取り除かれます。• 塩素濃度6~7g/ℓの製品溶液を劣化なく数週間貯蔵できます。Selcoperm選定図図4 Selcoperm選択図TM04 8417 2911水量(log)1800 g/h900 g/h450 g/h220 g/h110 g/h43 kg/day22 kg/day11 kg/day5 kg/day3 kg/day対応する塩素量1000050002500200018001250100090062550045025022011010055注入量 mg/ℓm3/hM/D0.2 0.3 0.4 0.5 0.6 0.7 0.8 0.9 1.0 1.1 1.2 1.3 1.4 1.5 1.6 1.7 1.8 1.9 2.0240.0120.060.048.043.030.024.022.015.012.011.06.05.32.62.41.3Selcoperm 2000Selcoperm 1000Selcoperm 500Selcoperm 250Selcoperm 125要請に応じて容量アップも可能サイズ決定標準Selcopermシステムには容量によって5種類の仕様があります。どのシステムを選択するかは一日に必要な塩素の最大量(注入量に一日の最大水量を掛けて計算)によって異なります。61概 要Selcoperm SES概 要

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