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6081901430MT0 図 10最大許容回転数8970730300MT運転条件、取扱液 ■ポンプ回転数とインペラ材質/外径との関係下の図はポンプの回転数とインペラ材質及び外径との関係を示します。但し、ステンレス製インペラの場合、インペラサイズに関係なく上限3600min-1となります。 ■吸込圧力最高吸込圧力実際の吸込圧 + ポンプの締切圧力は、最高許容運転圧力より低くなければいけません。14Ø [mm]6506005505004504003503002502001200160020002400280032003600min-1CuSn10EN-GJL-200ブロンズ鋳鉄FC200図 11液温と蒸気圧の関係tm(°C)Hv(m)4540353015014025130201201511012108,0100906,05,04,03,080702,01,5601,00,80,650400,40,330200,20,110運転条件、取扱液最低吸込圧力最低吸込圧力は、(NPSH + 最低0.5mの安全損失水頭 + 取扱液の飽和蒸気圧)により計算できます。以下の場合には、吸込圧力の計算を行ってください。• 取扱液温が高い場合• 流量が、ポンプの定格流量より大幅に多い場合• 開放式システムで、吸上げ運転をする場合• 吸込配管が長い場合• 吸込条件が悪い場合• 運転圧力が低い場合 ■最大吸込揚程の計算キャビテーションを避けるために、ポンプ吸込側の最低圧力を確認ください。最大吸込揚程 “H” 〔m〕は、以下の式で計算できます。H = Pb × 10.2 − NPSH − Hf − Hv − Hs 〔m〕Pb = 液面気圧〔bar〕NPSH = 有効吸込揚程〔m〕NPSH曲線の最大流量より読み取りできます。Hf = 吸込損失水頭〔m〕Hv = 液温における飽和蒸気圧〔m〕Hs = 安全損失水頭 = 最低0.5〔m〕“H”の計算値が正の数値の場合は、最高“H”〔m〕に相当する吸上げが可能です。“H”が負の数値の場合は、最低“H”〔m〕に相当する吸込揚程が必要となります。取扱液NBGの取扱液には、清水、非爆発性液、固形物や繊維質を含まない液を推奨しています。ポンプを化学的、機械的に傷つけるおそれのある液は使用しないでください。水よりも密度/粘度が大きい液を扱う場合は、必要に応じてより高い出力の電動機を使用してください。メカニカルシールは、取扱液に適したものを選定してください。暖冷房システムの循環液には、腐食や石灰化を防止するための添加剤が含まれていることがあります。液温+80℃以上で、このような液体を取り扱う際は、シール面の結晶化や析出を防ぐために、特殊仕様のシャフトシールを使用してください。取扱液温度:0℃〜 +120℃暖房システムでは、液質はVDI 2035を満たす必要があります。NBG, NBGE取扱液

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