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64運転条件CM, CME運転条件 ■周囲温度最高周囲温度と液温の関係最高周囲温度は、次の表に示すように液温により変化します。最高周囲温度液温+55℃*² +90℃+50℃*²+100℃*¹+45℃+110℃*¹+40℃*³+120℃*¹、*³*¹ CM-Aの最高液温は+90℃ですのでご注意ください。*² PSE認証ポンプには該当しません。*3 CMEの最高周囲温度は液温にかかわらず+40℃です。周囲温度と海抜高度による電動機出力(P2)の低下CMポンプの周囲温度が+55℃を超える場合、または電動機が標高1000m以上に据付される場合は、空気の膨張により冷却効果が低下し、電動機出力(P2)が下がります。このような場合、より出力の高い電動機にランクアップが必要になることがあります。図3はポンプ軸動力(P2)と周囲温度および高度との関係を示しています。5020253035401000225035004550556065704750758060708090100P2[%]t[℃]mTM04 3792 5008CMCME図3 電動機出力(P2)と周囲温度および高度との関係保管、輸送時の温度-30℃から+60℃ ■ポンプの据付ポンプの据付は、始動時や運転中に動かないよう、平らな面に固定してください。ポンプの向きは、ポンプハウジングや配管内に気泡がたまらないようにしてください。図4に、据付可能なポンプの向きを示しています。TM03 8773 3409図4 ポンプ位置ポンプは、保守点検やメンテナンスがしやすい場所、かつ風通しの良い場所に据付してください。 ■最高運転圧力と液温範囲最高運転圧力と液温範囲は、ポンプの材質、メカニカルシールタイプ、液により変化します。材質メカニカルシール液温範囲*¹最高 運転圧力鋳鉄FC200相当AVBx-20℃~+40℃+41℃~+90℃10 bar6 barAQQx / AQBx-20℃~+90℃10 barステンレスSUS304相当AVBx-20℃~+40℃+41℃~+90℃10 bar6 barAQQx / AQBx-20℃~+90℃+91℃~+120℃*²16 bar10 barステンレスSUS316相当AVBx-20℃~+40℃+41℃~+90℃10 bar6 barAQQx / AQBx-20℃~+90℃+91℃~+120℃*²16 bar10 bar*¹ 例えば、液温が0℃以下で、グリコールなどを含む粘度の高い液を扱う場合には、より高い電動機出力が必要となります。液温が0℃以下の場合、不凍液を使用ください。*² Oリング材質がFKMで、使用液が水を含む場合には、最高液温は+90℃となります。詳しくは次頁の「液温範囲」を参照ください。

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