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136選定とサイジングCM, CME選定とサイジング ■ポンプの選定ポンプの選定は、下記の要素にもとづいて行います。• ポンプ運転点(下記参照)• 配管の高低差による圧力損失、摩擦損失、ポンプ効率などの寸法諸元(下記参照)• ポンプ材質(14 ページ参照)• メカニカルシール(14 ページ参照) ■ポンプの仕様点16 ページからの性能曲線にもとづき、仕様点からポンプを選定することができます。CM-A CM-I/G -3 -2 -1 -4 50 Hz CM 10 性能曲線 0 1 2 3 P2 [kW] -3 -2 -1 Eta NPSH 80 60 40 20 0 p [kPa] 8 6 4 2 0 NPSH [m] TM04 3337 0210 Eta [%] 40 30 20 10 0 50 10 CM 10 50 Hz ISO9906:2012 3Bp [kPa] 600 400 200 0 H [m] 60 50 40 30 20 10 0 0 30 60 90 120 150 180 240 Q [ℓ/min] 210 -4 0 30 60 90 120 150 180 240 Q [ℓ/min] 210 0 30 60 90 120 150 180 240 Q [ℓ/min] 210 12.6 10.8 9.0 0 1.8 3.6 5.4 7.2 Q [m3/h] 14.4 図12 性能曲線例 ■選定に必要なデータポンプの選定においては、以下の点を考慮してください。• 流出点における必要流量と圧力• 高低差(Hgeo)による圧力損失• 配管における摩擦損失(Hf) 配管の長さや、ベンド、バルブなどによる圧力損失を考慮する必要があります。• 想定運転点における最適効率• NPSH値 NPSH値の計算については、7 ページの「最小吸込圧力, NPSH」をご参照ください。HgeoNPSHHf必要流量と圧力TM04 3486 4508図13 選定に必要なデータ ■ポンプ効率ポンプ選定の際は、効率(eta)を考慮してください。図14の曲線右側のように、できるだけ最高効率点付近でポンプが運転されるようにしてください。EtaTM00 9190 1303Q [ℓ/min]図14 最高効率最高効率点を決定する前に、ポンプの運転パターンを確認してください。一定の仕様点で運転する場合は、できるだけ最高効率点に近い点でポンプを選定してください。図15に、ポンプ効率を確認する方法を示しています。

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