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1.3.2電源電圧電動機の定格電圧は一定の電圧範囲内にあります。図1.3.2は、50 Hzおよび60 Hz電動機の代表的な電圧例を示しています。50 Hz50 Hz 電動機の電源電圧: • 3 x 220 – 240 / 380 – 415 Y • 3 x 200 – 220 / 346 – 380 Y • 3 x 200 / 346 Y • 3 x 380 – 415 • 1 x 220 – 230 / 24060 Hz60 Hz 電動機の電源電圧: • 3 x 200 – 230 / 346 – 400 Y • 3 x 220 – 255 / 380 – 440 Y • 3 x 220 – 277 / 380 – 480 Y • 3 x 200 – 230 / 346 – 400 Y • 3 x 380 – 480代表的電源電圧例図1.3.2:代表的電源電圧国際規格IEC 60038に基づいて、電動機は±10%の主電源電圧許容範囲内で作動できる必要があります。IEC 60034-1に基づいた電圧範囲の広い(380~415 V等)電動機では、本線電圧の許容範囲は±5%の場合があります。この電動機を定格電圧範囲内で運転していれば、実際の絶縁クラスに対する許容最高温度を超えることはありません。極限状態では、電動機の温度は一般的に約10 Kelvin上昇します。1.3.3 周波数変換器(インバータ)ポンプの速度の制御には多くの場合周波数変換器が使用されています。周波数変換器(インバータ)は供給された電圧を新しい電圧と周波数に変換し、電動機を別の速度で回転させます。この周波数を変換して速度を変える方法には次のような問題が発生する場合があります。• 電動機からの騒音が不快な異音となってポンプシステムに伝わる。• 周波数変換器から電動機への電圧のピーク値が高くなる。50 Hz60 Hz---460 V +_ 10%230 V +_ 10%400 V +_ 10%690 V +_ 10%-IEC 60038に基づく本線の電圧図1.3.3:IEC 60038に基づく主電源電圧TP/TPENBG/NBGEPACOUPS/MAGNACR(N)/ CR(N)EマルチリフトHydro MPCSP A/SPDDA/DDE/DDCポンプ参考資料サービス479Chapter 1 ポンプと電動機Section 1.3 電動機

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