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13 ■設置上の留意事項• 電気の配線工事は電気設備技術基準や内線規定(JEAC-80001)および電力会社の規定にしたがって正しく行ってください。• 制御盤内に接地端子がありますので、必ずD種接地工事を行ってください。 アース線の最小太さは図面に記載したサイズを必ず遵守し、できるだけ単独接地としてください。• 制御盤別置形で電動機・計装機器への配線工事がお客様の所掌となる場合も、図面に記載した電線サイズと線種を必ず遵守してください。• 精密電子部品を使用していますので、電源側に避雷器などのサージ防止対策を施すことを推奨します。オプションの誘導雷サージキラーを取り付けても、万全とは言えません。• ポンプ・ユニットはなるべく給水源の近くに設置してください。• ユニットへの接続口径はユニットの接続口径以上とし、距離に応じて適切なサイズを選定してください。• 配管類の重量がポンプユニットにかからないよう、十分な配管支持を施してください。• ポンプユニットとの接続には伸縮継手を介して接続してください。• 基礎および配管系への振動伝播をより絶縁するためには、防振架台の設置を推奨します。• 制御盤の扉開閉やポンプユニットのメンテナンスに必要なスペースを周囲に確保してください。通常は機器の四方・上方に800mm以上のスペースを確保してください。• 機器メンテナンスのため、吐出マニホールドの出口には必ずバルブを取り付けてください。その際、吐出マニホールドとバルブの間に、受水槽に戻すバイパス配管・バルブを必ず設けてください。口径は吐出マニホールド口径の1/2を目安としてください。• 各ポンプ吸込側配管に必ず止弁を設けてください。• 受水槽からの流し込みの場合:吸込配管を吐出マニホールド同様にヘッダ方式にしても結構ですが、最大給水量において吸込マニホールドが負圧にならないよう、十分な配管口径としてください。• 受水槽からの吸い上げの場合:吸込配管は下方受水槽からポンプに対し単独に配管してください。吸い上げ配管系統に空気だまりが生じないように、ポンプに向かって上がり勾配(1/100以上)となるよう配管すると同時に、できるだけ短くし曲がりの少ないよう施工してください。また吸込口にはストレーナ付きフート弁を設け、定期的な清掃・点検ができるようにしてください。• 受水槽電極には必ず電極セパレータを装備し、誤作動のないようにしてください。• 別置圧力タンクで第2種圧力容器となる場合は、取扱説明書に記載された要領で据付・取扱をお願いします。• その他取扱説明書に記載の据付上の注意事項にしたがってください。ご使用に際しても、取扱説明書をよくお読みの上、有資格者による管理・取扱をお願いします。Hydro MPCテクニカルデータTP/TPENBG/NBGEPACOUPS/MAGNACR(N)/ CR(N)EマルチリフトHydro MPCSP A/SPDDA/DDE/DDCポンプ参考資料サービス381

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