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3658ダブルポンプリフティングステーションでは、2台のポンプが交互に始動します。1台のポンプが故障すると別の1台が代わって運転します(自動ポンプ切り替え)どちらのバージョンのLC 221コントローラも次の機能を備えています。• ピエゾ抵抗水位センサからの連続信号に基づいた排水ポンプのON/OFF制御• 電動機保護回路ブレーカおよび/または電流測定、ならびに温度スイッチの接続による電動機保護• 運転時間制限(ポンプ性能に適する)とこれに続く緊急運転による電動機保護• 長期の非稼働期間(最後の運転から24時間)における自動試験運転(2秒間)• 主電力供給部運転への電力遮断から復帰後最大45秒間の再始動遅延(一度に複数のアプリケーションを稼働させた場合に主電力供給部にかかる負荷を均一化するため)• 遅延時間の設定:‐ 停止遅延(停止水位に達してからポンプが停止するまでの時間)‐ 始動遅延(始動水位に達してからポンプが始動するまでの時間)‐ アラーム遅延(障害発生からアラーム表示までの時間)。これにより、タンクへの流入量が一時的に増大した場合における短時間高水位アラームの発生を回避します。• 電流値の設定:‐ 過電流(事前に設定されています)‐ 定格電流(事前に設定されています)‐ 空運転時の電流(事前に設定されています)• 運転表示:‐ 運転モード(自動、手動)‐ 運転時間‐ インパルス(始動回数)‐ 最大電動機電流測定値• アラーム表示:‐ ポンプ状態(運転中、障害)‐ 位相シーケンス障害と欠相‐ 過温度‐ 高水位アラーム‐ センサ障害‐ リレーまたはコンタクタ障害‐ 最大電流超過‐ サービス/保守時間のお知らせ (設定メニューにて0、3、6、12か月から選択)• 自動アラームリセットの選択• アラームの障害ログを最大20個まで記憶• 各種始動水位の選択• 接続しているセンサの型式を選択 (事前に設定されています)• センサのキャリブレーション (事前に設定されています)LC221は次の4つの無電位出力部を標準装備しています:‐ 運転中ポンプ1および/または2‐ 障害中ポンプ1および/または2‐ 高水位アラーム‐ 一般的な障害さらに、LC221は次の機能を持つ6個のデジタル入力部を装備しています。‐ アナログセンサ(4~20mAまたは0~5V)を接続‐ アナログセンサの代わりにレベルスイッチまたは圧力スイッチを最大4個まで接続。アナログセンサのバックアップ用として、追加のフロートスイッチをアラーム入力部に接続することが可能。‐ 別個の液位スイッチの接続。このスイッチは、建物の最下地点である地下室のサンプ内に設置されることが多いMultiliftリフティングステーションの外部における浸水を検出するために使用されます。例えば地下水浸水や排水管破裂が起こると、制御装置アラームが表示されます。‐ ピエゾ抵抗圧力センサPCBを接続(事前に設定されています)‐ 建物管理システムからリセットできる外付けアラームを接続‐ 電動機の温度スイッチを接続PC Toolを接続すれば、更新とさらなる調整が可能になります。サービス説明書をご参照ください。通常電源障害時に対処できるよう、音声アラーム(ブザー)起動用のバッテリ(オプション)を設置することができます。コントローラMultiliftコントローラ LC221コントローラTP/TPENBG/NBGEPACOUPS/MAGNACR(N)/ CR(N)EマルチリフトHydro MPCSP A/SPDDA/DDE/DDCポンプ参考資料サービス365

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