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31822. 設置TM05 2015 42111234568910111214613図1 Multiliftリフティングステーションの設置例リフティングステーションをEN 12056-4に従い適切に設置するには、必ず次の指示に従ってください(数字は図1中の位置番号を参照しています)。1. 設置は、適切に照明、換気され、さらにすべての部品のサービスと操作が可能な60cmのフリースペースを確保できる室内にて行います。2. 部屋から排水を行うためには、ポンプピットを設ける必要があります。リフティングステーションが地下室に設置されており、地下水を通る危険がある場合には、床レベルよりも下に別個のポンプサンプを設け、内部に排水ポンプを設置することをお勧めします(国によっては義務付けられています)。3. すべての配管接続部には、フレキシブルで共振を低減するものを必ずご使用ください。4. リフティングステーションは、揚圧力とねじり力に耐えられるようにしっかりと固定する必要があります。5. すべての排水管(リフティングステーション、ダイヤフラムポンプ、排水ポンプ)で、局所的な逆流水位よりも上に曲げ部を設ける必要があります。グースネック/逆流水封部の最も高い部分が地面よりも上になるように設置してください。6. 排水管、DN80およびこれ以上の型式については、排水管内にゲート弁を設置します。さらに流入ライン内にもゲート弁を設けます。7. 表面水を屋内のリフティングステーションに排出しないでください。表面水専用のポンプ場を屋外に設ける必要があります。(図示せず)8. リフティングステーションには、EN 12050-4に準拠し認証された逆止弁の取り付けが必要です。9. 逆止弁とその上の逆流水位までの間の排水管の容量は必ず有効タンク容量以下にします。10. 一般に、黒色排水用のリフティングステーションは、屋根レベルの上まで延ばした通気管が必要になります。この通気管は、第2通気管としてメインの通気管内まで延ばして構いません。建物外部に特殊な通気弁(付属品)を取り付ける必要があります。11. 排水を回収管内に排出する場合は、必ず充填率がh/d(相対天端高)=0.7以上の回収管を使用してください。排水管接続部以降は、呼び径が最低でも1号大きい回収管を使用します。12. リフティングステーションのコントローラは浸水時でも安全な場所に設置し、さらにアラームを取り付ける必要があります。13. ポンプに障害が生じた場合には、回収タンクを簡単に手動で排水できるダイヤフラムポンプをご使用ください(必須ではありません)。14. さらなる安全性のためにアラーム入力部にフロートスイッチを追加で接続することが可能です。地方および地域の基準/規格をご確認の上、遵守してください。設置Multilift設置318

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