97614457_04
134/528

■性能曲線の諸条件について136 ページから189 ページの性能曲線に対して、以下の指針が適用されます。• 公差はISO9906-2012 Grade 3B/JIS B 8301付属書 Aに準拠します。• 異径インペラのポンプ性能曲線は、公称定格回転数における性能です。• 性能曲線の太線は、推奨運転範囲を示します。• 性能曲線の細線部分では、できるだけ運転を避けるようにしてください。必要に応じ、ポンプサイズを変更してください。• ポンプの過熱防止のため、ポンプ最高効率点の流量 × 0.2より少ない流量ではできるだけ運転を避けるようにしてください。• 性能曲線は、+20℃清水、動粘度1mm2/s(1cSt)における性能です。• NPSH:Q-H性能曲線と同等の条件で測定した平均値を示しています。インペラ外径変更の場合は、安全損失水頭を0.5m以上加えてください。• 密度が1000 kg/m3以外の液を使用する場合、吐出圧力は液の密度に比例します。• 密度が1000 kg/m3以外の液を使用する場合は、それに応じて出力の高い電動機を選定してください。 ■全揚程の計算ポンプの全揚程は、吸込/吐出圧力の測定位置の差 + 実揚程 + 速度水頭からなります。Htotal = Hgeo + Hstat + HdynHgeo : 吸込/吐出圧力の測定位置の差Hstat : 実揚程、ポンプ吸込/吐出での水頭差圧Hdyn : ポンプ吸込/吐出における速度に基づいて計算した速度水頭 ■性能試験ポンプの仕様点は、ISO9906-2012 Grade 3B/JIS B 8301付属書 Aに基づいて試験されており、認証はありません。より多くの仕様点における試験をご希望される場合は、個別に対応させていただきます。134性能曲線と技術データNBG, NBGE性能曲線と技術データ134

元のページ  ../index.html#134

このブックを見る