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運転条件 ■ポンプ据付ポンプは非爆発性雰囲気、かつ非腐食性雰囲気下に据付されるように設計されています。相対湿度は95%を超えないようにしてください。 ■吐出量最小吐出量ポンプは吐出バルブを締め切って運転しないでください。ポンプ内で温度が上昇し発生する蒸気がストレスや振動となって、シャフトの破損、インペラの浸食、ベアリングの短命、メカニカルシールの破損を起こす場合があります。連続運転に必要な吐出量は最大吐出量の少なくとも10%でなければなりません。最大吐出量最大吐出量を超えて運転しないでください。キャビテーションや過負荷の危険があります。最大吐出量は性能曲線の右端を読み取る、又は要目表を参照してください。 ■周囲温度と高度周囲温度と据付高度はベアリングの寿命や絶縁性能に影響を与えるため、電動機の寿命にとって重要な要因となります。周囲温度は、+40℃を超えないようにしてください。または電動機が標高1000mを超える場所に設置される場合は、空気密度が低下し十分な冷却効果が得られなくなりますので、全負荷での運転は避けてください。このような場合、より高い出力の電動機を使う必要があります。 ■取扱液NBGポンプの取扱液には、清水、非爆発性液、固形物を含まない液が適しています。遠心ポンプ性能に対する粘度の影響粘性液体は、ポンプに以下のような影響を及ぼします。• 消費電力の増加により、出力の高い電動機が必要となります。• 揚程、流量、ポンプ効率の低下。遠心ポンプ性能に対する密度の影響高密度液体は、遠心ポンプの消費電力にのみ影響を及ぼします。• 揚程、流量、ポンプ効率は変化しません。• 消費電力は、密度の増加に比例して増大します。• 出力の高い電動機を使う必要があります。Grundfos Product Centerを使用すれば、粘性/密度の異なるさまざまな液を使用した場合の、適切なポンプの選定が可能です。130運転条件NBG, NBGE運転条件130

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