97614395_04
5/28

■結線ターミナルボックスのカバーを外したりポンプを外す場合は、必ず電源のスイッチを切ってから作業を行ってください。電線はターミナルボックス内部で接続してください。 ■BM 4"およびBM 6":直入始動方式ML1L2L3黒:U赤:V黄:W電源側 ■BM 6":スターデルタ始動方式W2V2U2W1V1U1M黒1赤1黄1黄2黒2赤2電源側電線の接続は有資格者が関連法規と電動機の保護、起動、制御装置の配線図に従って行ってください。この水中電動機には直入起動用とスターデルタ起動用があります。この電動機に接続する電源設備(制御盤)は、電圧降下、欠相、過負荷、ロータのロックによる電動機の損傷を防止できる物を使用してください。電源設備(制御盤)に取りつける過負荷保護ユニットの電流値の設定範囲は、電動機の全負荷電流の0.8~1.2倍のものを使用してください。この過負荷保護ユニットは、ロータがロックした場合のトリップ時間が冷却状態から10秒以内のものとしてください。上記の過負荷保護特性の条件を満たしていない過負荷保護ユニットを使用した場合は、この電動機の保証はできません。電源に電圧低下や相間電圧不平衡が発生する場合は、欠相保護リレーを使用してください。制御回路は、一つのモジュールが故障しても全てのモジュールを停止させることができるものを使用してください。 ■過負荷保護ユニットの設定水中電動機を保護するために、過負荷保護ユニットを確実に設定してください。また、最終設定電流値は電動機の全負荷電流値を超えないように設定してください。 ■モジュールへの注水、空気抜きおよび回転方向の確認ブースタモジュールに注水する場合はモジュール1の注水口を使用します。(図1)吐出側の空気抜き弁を開き、この弁から水が吹き出すまで水(液体)を注入します。ここで以下の手順で電動機の回転方向をチェックします。1. モジュール1(図1~4)の吐出側の分離弁を全開の約1/3の位置まで閉めます。2. モジュール1を起動し、圧力と流量を読み取り、記録します。3. モジュール1を停止し、電動機の電源線3本の内の任意の2本の位置を入れ換えます。4. 再びモジュール1を起動し、圧力と流量を読み取り、記録します。5. モジュール1を停止します。上記2.と4.の値を比較します。圧力と流量の多い方の結線が正しい回転方向になります。回転方向の確認はできるだけ短時間で行ってください。ブースタユニットに複数のモジュールがある場合は、起動と回転方向の確認を1、2、3、4の順で全数運転に入るまで行ってください。モジュール2をチェックするときは、モジュール1は運転させておいてください。また、モジュール3をチェックするときは、モジュール1と2は運転させておいてください。以下同様に行ってください。直列に接続したモジュールをさらに並列接続する場合は、直列接続してある組合せ毎に回転方向を確認してください。回転方向の確認が終了したら、4、3、2、1の順でモジュールを停止させてください。これでブースタユニットの運転準備は完了です。51テクニカルデータBM4", BM6"テクニカルデータ

元のページ  ../index.html#5

このブックを見る