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3特長DME特長特長 ■デジタル定量ポンプTM DME ●シンプルな操作とわかりやすいディスプレイグルンドフォスのデジタル定量ポンプDMEは、電動機駆動のダイヤフラム式薬注定量ポンプです。DMEは設置が容易で、用途に合わせて必要量の液を精確に吐出することができるポンプです。ポンプの設定情報は液晶デジタルディスプレイに常に表示され、直接ℓ/h(リットル毎時)、またはmℓ/h(ミリリットル毎時)の単位で読み取ることができます。また、様々な運転制御モードが選択可能ですが、使用中のモードはディスプレイ上にアイコンによって表示されるため識別は容易です。 ●独自の駆動方式による精度の高い薬注DMEは、グルンドフォス独自の駆動方式およびマイクロプロセッサによる電子制御方式の長所を十分に活かし、低い脈動で精度良く液を吐出することができます。DMEは、従来の定量ポンプのようなストローク長を調整する方式ではなく、吐出動作中に電動機の速度を自在に変化させることによって時間当たりの吐出量を調整する方式を採用しています。これによりユーザーの要求する最適な薬注を行うことができます。 ●多機能で幅広いニーズをカバーDMEは、1:800~1:750のDCブラシレス電動機をポンプ駆動用として採用しています。この電動機は以下に挙げた様々な方式で電子制御され、数多くの機能をDMEに提供します。• パルス信号制御• アナログ信号制御(4-20mA信号など)• タイマー応答バッチ制御• パルス応答バッチ制御• フィールドバス通信モジュールによる制御• 液面レベル信号による制御DMEは、単相100~240V、50/60Hzの範囲であればどの電源でも使用することができます。DMEには電源ケーブルが付属しています。 ■特長DMEはDCブラシレス電動機を採用しており、ダイヤフラムの速度を非常に広い範囲で精密に制御することができます。下図に示すように、設定された量の吐出を実現するために、電動機の速度を精密にコントロールして、吐出動作にかかる時間を変化させます(吸入動作にかかる時間は変化させません)。また、吐出動作中はダイヤフラムの速度を一定に保ち、流量が吐出の間、変化しないように(均一になるように)しています。これらのことにより、DMEは動作中において以下のような特長を持ちます。• 特に低い吐出量で運転している場合に、脈動を大きく抑えることができます(例:下図の吐出量10%時)。• 吐出脈動が低く抑えられているので、吐出配管が細く、長くても吐出性能に影響が出にくくなっています。• 吐出の圧力サージが非常に低いため、ダイヤフラム、チューブ、接続部、その他の部分に大きな機械的応力がかかりにくくなっています。• 設定された吐出量にかかわらず常にフルストロークで動作しているため、常に高い精度が得られます。下図に示したような吸入/吐出過程の変化のパターンはDMEがどの運転制御モードを用いていても同様です。50%10%吐出量設定 吐出 吸入 吐出 吸入 吐出 吸入 時間 時間 時間 100%

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