97612984_15
10/20

10機能DME機能④ カウンタ機能ポンプはカウンタ機能により各種データを記録・表示します。「QUANTITY」 ...........累計吐出量(ℓ)「STROKES」 ...............累計ストローク数(回)「HOURS」 ..................累計電源投入時間(時間)「POWER ON」 ..........累計電源投入回数(回)これらのデータはポンプが工場出荷時以降、累計して記録され続けます(リセットはできません)。⑤ 操作ロック機能ポンプはコントロールパネルでの操作をロックして、モードや吐出量の設定を変更できないようにすることができます。この機能を使用すると、セットされた任意の4桁の暗証番号を入力しない限り、ボタン、ボタン、ボタンをを操作することができなくなります。⑥ 外部信号によるポンプ停止機能ポンプは外部からの信号によって、即座に運転を停止することができます。これはポンプの電源をオフにしたくはないが、一時的に吐出を止めたい場合に有効です。⑦ 液面レベル検知・ポンプ制御機能ポンプはタンク内の液面レベルを監視するためのセンサ(別売品)に接続することができます。この機能を用いると、タンク液面レベルが下限と最下限の時、接続したセンサからの信号に反応して、ポンプは次の表のように動作します。センサ位置アラーム信号/赤ランプポンプ運転状態通常OFF運転下限ON運転最下限ON停止この機能では、過敏動作防止のため信号を1秒間検知し続けた後でなければ、上記の動作は実行されません。また、最下限レベル信号を(1秒間)検知するとポンプは停止状態になりますが、その後 液面レベルが復帰して最下限レベル信号が検知されなくなった場合、ポンプ運転の復帰は以下の様に行われます。ボタンを押して復帰させます(自動的に復帰しません)。⑧ フローモニタ信号検知機能ポンプは送液が適切に行われているかどうか監視するためのフローモニタ(別売品)に接続することができます。ポンプのストローク3回分の間、フローモニタからの信号が検知できなかった場合、ポンプはアラームを発します(ただし、ポンプは運転し続け 停止はしません)。⑨ バス通信機能(制御タイプ:APのみ)ポンプにはProfibusシステム(制御タイプ:APの場合)、とバス通信を行うためのモジュールをオプションで内蔵させることができます。これらのモジュールにより、バスシステムを通じてポンプを遠隔運転したり、遠隔地から動作を監視したり設定変更したりすることができます。⑩ アラームリレー出力機能ポンプは自身がアラームを発した際に、内蔵リレーを用いて外部の機器のスイッチングを行うことができます。3芯のケーブルを用い、NO(ノーマルオープン)、NC(ノーマルクローズ)両方のスイッチングが可能です。⑪ ダイヤフラム破損検知・ポンプ制御機能ポンプは自身のダイヤフラムが破損したことを検知する光学センサ(別売品)に接続することができます。光学センサからの信号を受信した場合、ポンプはアラームを発し、運転していた場合は直ちに停止します。⑫ ポンプ運転中信号出力機能ポンプは自身が運転中であることを外部に知らせる信号を出力することができます。⑬ 過負荷保護機能ポンプは運転中に能力を超える負荷(例:能力以上の背圧)を受けて吐出動作を行えなくなった場合、自身を保護するために運転を停止します。その後 最大10回 再運転を試みて、それでも吐出動作を行えない場合、アラームを発して完全に停止します。このときディスプレイには「OVERLOAD」と表示されます。⑭ ディスプレイへのエラーメッセージ詳細表示機能ポンプは何かのエラーが発生した際に、メッセージを表示する機能を持っています。メッセージリストに関しては6頁、メッセージの詳細に関しては取扱説明書を参照してください。

元のページ  ../index.html#10

このブックを見る